2014-12-05 山眠る 好きな季語に 「山眠る」があります。 和暦日々是好日には 次のように書かれています。 二十四節気の「小雪」を迎えると、 山の頂は粉砂糖をかけたように うっすらと白く覆われ、 「大雪」の頃には激しく降り始める。 七十二候の 「熊、穴にこもる」 は決して人間が目にすることができない光景であるがゆえに 想像力を掻き立てられる一候である。 秋の「山装う」に対して 「山眠る」という美しい季語がある。 山眠る大和の国に来て泊る 青邨