目がさめると




「東井義男一日一言」より


目がさめると


目がさめてみたら
生きていた
死なずに生きていた
生きるための
一切の努力をなげすてて眠りこけていた
私であったのに
目がさめてみたら
生きていた
劫初(ごうしょ)以来一度もなかった
まっさらな朝のどまんなかに
生きていた
いや、生かされていた






宮崎は晴天ですが、強風が吹いています。
朝目覚めるということは生きているということ。
毎朝、仏壇に今日も元気で起きることができました、
ありがとうございます、とお礼を言っております。