しぐさ




【思草】


江戸しぐさと言う言葉がありますが、
この時の、「しぐさ」は「仕草」ではなく、「思草」と書きます。
思は「思慮」などの思、草は「いい草」などの草です。
思は思うこと、草は行動ですね。
思いと行動。
心の奥深いところからの思いを行動に表すこと。
心遣いですね。





江戸時代の商人たちのリーダーが心がけていた、
素晴らしい、行動哲学ですね。
この時代、おそらく世界一の都市だったんですね。
人口が100万人もいたんですから。





土地のかなりの部分に武士が住んでいて、
町人は狭い土地にひしめきあっていたんです。
そこで平和に暮らすための知恵を出したんですね。
江戸しぐさの中身についてはまた書きますね。