金利

miyasun2006-07-25

日銀がゼロ金利政策を解除しました。
これに伴って預金金利、貸付金利とも上がってきました。


企業は銀行から融資を受けて、事業を行います。
無借金経営が理想ですが、
それでは事業を拡大することがなかなか出来ません。


工場を建てると、莫大な資金を要します。
それで銀行から借り入れを行い、設備投資をします。




売り上げが増えるとまた設備が足りなくなり、
増設します。
それでやはり銀行融資は大事なのです。


当然貸付には金利が必要です。
銀行から見れば貸付ですが、企業から見れば借り入れです。



この貸付資金には
長期と短期があります。


一年以内の返済なら、短期資金です。
返済期間が一年以上は長期資金です。


この長短によって金利が変わってきます。




また、企業の信用によっても金利が変わるのです。



中堅企業への貸付は、
優良企業向けの最優遇貸出し金利のことをプライムレートと言います。
短期の場合は短期プライムレートです。通常「短プラ」と言っています。


現在の短プラは1.375%です。
一億円借りると、一年間で135万7千円の金利になります。




先日の新聞に東京三菱UFJ銀行がこの短プラを0.25%上げると発表しました。
一年間で25万円の支払いが増えることになります。
利率は1.625%になります。


他の銀行も追従するものと思います。
短プラが上がると当然長プラも上がります。
長プラの方が、短プラよりも金利は高くなります。



当然企業にとっては負担が増えるわけです。



でも今までが安かったのであってこれが正常な姿かもしれません。


一般の人たちは住宅ローンとかに影響してくれでしょう。


消費者金融金利は我々から見ると、べらぼうに高い金利なのです。
この短プラの10倍から20倍もするのです。
とても借りる気になれません。
ご用心下さい。



参考までに設備投資などは長期資金を使います。
運転資金は短期の借り入れを行います。


これからは金利動向にも気を配りながら
経営に当たらなければなりません。



常にお客さんも求めるものを作り、
お客さんから必要とされる会社でないと生き残れません。
経費が増える中、真剣に経営し、
企業を存続させることが経営者の責務なのです。


これからもご支援を宜しくお願い申し上げます。


昨日の久しぶりの青空です。



昨日の続きでビーチを過ぎ、
ヨットハーバーを通り、
入り江にでます。


またまたとぼとぼと歩き、いやしゃきしゃきと歩き
到着です。



今日の青空のように我が社も
輝いていきます。