営業

miyasun2006-10-24

先日2人の来客がありました。
アポなしでした。


大事な取組先さんですが、
「アポなしですいません、近くに来ましたのでご挨拶にあがりました。」と
よく使う言葉ですが、


笑顔でそうですか、どうぞどうぞと応接室で応対しましたが・・・・
が・・ですよ。




心の中は「へえ〜近くに来たからついでに寄ったのですね。」と
ついでです。あくまでもついでですよ。と
皮肉の一つも言いたくなるのです。



我が社も営業マンがたくさんいて、
このブログを読んでいるでしょうから、
あえて書いておきます。




もし本当に近くに来たから寄ったにしても
この二人は本当はそうではなかったのですが・・・
「どうしても貴方にご挨拶がしたかったので、
寄らせてもらいました。」と言うのですよ。


「社長の、または、会長の元気なお声を聞きたいと思ったので、
失礼ですがアポもなく伺いました。」と
こんな台詞が欲しいものです。


あなたのご意見が聞きたいから、とか
あなたのご指導を受けたいから、とか
笑顔を見たいから、とか


そんな言葉を使いましょう。




実は私も長年営業をやりましたので、
A社に営業した時に時間がある時は
近くにある会社についでに訪問することなどはしょっちゅうでした。


それでも「どうしても社長にお会いしたくて参りました。」と
言ってました。


その方が迎える側も気持ちが良いでしょう。




昨日も二人が来社されました。


そこでこの二人いわく、

「社長に挨拶に来たのですが、来客のようで、」と私に会いにきました。


おい、おい、またついでかよ。と


心の中ではちょっとむかっときますよね。


そんな時でも
会長にどうしてもご挨拶がしたくて参りましたと、
どうして言えないのでしょうかね。
私に言わせれば下手ですよね。





我が社の社員教育のために今日は敢えて
こんな話を書いたのです。


さあ、どんどんお得意先さんを回って、
面談して下さい。


ついでではなく、
どうしてもお会いしたいから、
どうしても、お話を聞きたいから、
どうしてもお話を聞いて欲しいから、
どうしてもご挨拶したいから、
などなど、
気の利いた言葉を使いましょう。



昨日の朝は雨に濡れた花や柿が綺麗でした。
柿も熟れてますよ。
椿の芽も膨らんできました。