食料自給率
今中国の餃子以来、食品について
いろいろと言われておりますが、
日本の自給率から考えると、
どうしても海外の食料に頼らざるを得ません。
そこでちょっと自給率の事を調べました。
自給率はほとんどの場合がカロリーベースで
表記されます。
日本人が平均で一日に何をどれだけ食べ、
その食料のカロリーを算出し
その内、国内で生産された物の比率を出します。
総合計で、一日に 2573キロカロリーが消費されます。
その内、国内で生産されたものが、
1021キロカロリー
1021÷2573=約40%になります。
ここまでは皆さん御存知だと思いますが、
これからがちょっと恐ろしい数字が出てきます。
お米の自給率は95%です。
そしてそのお米以外の食料で計算してみたのですが、
なんと23%しかないのです。
皆さんが毎朝飲んでいる味噌汁の
味噌や豆腐、また醤油の原料は大豆ですが、
なんと大豆の自給率は5%しかないのです。
小麦は14%です。
パン食の人はほとんど外国からの輸入品を食べているのです。
卵はほとんど国産ですが、
その餌になる飼料は、これまた輸入品ですからね。
自給率を上げることの必要性はかなり高いと思いますが、現状では、外国の食糧に頼っているのが実態です。
よって、一方的に外国産を毛嫌いするのではなく、
安全性を高め、仲良くしていくことが大事だと思います。
蕎麦も日本食ですが、そば粉もほとんどが輸入ですからね。えび天そばを食べたら、エビも輸入品、衣の小麦粉もそうですから。
国産、外国産に限らず、
やはり、感謝して頂きたいものです。
「食は命のリレー」と思っておりますので。
今日の写真は宮崎営業所に活けてあった、
スイートピーです。
社員さんが持ってきてくれたものです。