おでん

miyasun2008-10-14


先日わが家で夕食をしている時、
おでんの話しになりました。


これからだんだん寒くなると、
おでんの季節ですね。


わが家では時々おでんを大きな鍋で作ります。
二人では食べきれないので、
息子の家族などに差し入れしています。


で、今日の話と言うのは、
その時に、なぜ「おでん」と言うのだろうと、
どうでもいいことですが、
ついつい、そのことに話題がいったのです。 


すき焼きとかは語源を知っていますし、
鍋物もいろんな名前が付いていて、
解り易いですけど・・・・


鍋で作るのに、鍋の字も付いていない。
鍋で作らないところもあるけど・・・・・


そこで、何時もの癖で、
調べてみました。


解りました。


語源は田楽でした。
あの味噌田楽とかの田楽です。


串に刺した、豆腐とか、コンニャクを焼いて、
味噌をつけて食するものですね。


江戸時代の頃、
宮中の女官たちの隠語で、
田楽のことを、「おでんがく」と言っていたそうです。
それが庶民に広まり、がくが取れて、
「おでん」になったそうです。


その田楽が、煮込まれて今のようなおでんに
なったそうです。


ここで、また、疑問が出てきました。
なぜ、田楽と言うの。


女房と話していて、
そこまで知らべておかないと、
きっと、仲間から突っ込まれるぞと・・・・






そしたら、
田楽とは、古典芸能の一つで、
田んぼの豊作を祈るために楽と踊りをしたようです。
それで、田んぼに楽。


では、では、どうして、その芸能が
食べ物に付いたのでしょうか。


田楽の踊りの中に「高足田楽」と言うのがあるそうです。


田んぼに棒を立てて踊る、また、今の竹馬のようなもので踊っていたのかもしれませんが、
それに似ていたから、
食べ物の田楽になったそうです。


古典芸能の田楽は平安時代からあったようです。


おでんから、話しは広がってきました。


でも、これで、一安心です。
解りましたから。ハハハ


今日はちょっと長い話に付き合って頂きまして、
ありがとうございます。


今朝のわが家のセロームです。
またまた、新芽が出てきました。


根も凄いことになっています。
これでは少々の風でも倒れませんね。