危険の排除

miyasun2008-10-22


この世の中には危険が一杯です。


そして何か問題が起きると、その危険を排除していきます。


それ自体は良いことだとは思いますが、
それが行き過ぎると、自然界の危険に対しても鈍感になっていきます。



昔の話ですが、遊びに来た、小学生を川に連れていきました。
その子はプールでしか泳いだことがなく、
川の怖さをしりません。



いきなり深いところに飛び込んで
あっぷ、あっぷです。
すぐ助けに行きましたが、
全然警戒心がありません。


危険があることを知らないのです。


危険の排除もいいけど、危険を教えることも必要だと
感じた出来事でした。



特に海外に行くと、危険が多いところが一杯あります。
それを無防備で平気で行くとなると、本当に危険です。



学校でなにか起きると、大変ですので、
どんどん危険を排除して、安全なことしか教えません。
そして、危険を感じない、知らない、子供達が増えてきます。


危険を教える教育も必要だと思っております。



交通事故が危険だから、車に乗らないというのも
一つの選択ですが、
危険だから、慎重に運転することを学ぶことも
大事なことです。



車のスピードレーサーは危険を知っているので、
公道ではすごく安全運転に気を配っているそうです。




先日のパンの事件にしても、
危険な食べ方だと言うことを教えて欲しいと思いますけどね。



危険を排除するだけではなく、
危険があることを認識して、危険を察知する能力も高める必要が
あるように思うのですが、如何でしょうかね。