食
食と言う字は、
人を良くする、人が良くなると、よく言われます。
また、人の数の事を、
人口と言います。
世界の人口は、日本の人口は、宮崎の人口は。等等。
なぜ、人口と言うのでしょうか。
動物にはこれは使いませんね。
牛口、馬口とは言いません。
頭数とか、羽数と言います。
人間も頭は一つですから、
人頭でも数えられるのにね。
くだらないことのようですが、
食に携わるものとしては気になるところです。
この人口と言う言葉は
どうやら中国から入ってきたようです。
中国で人を数えるとき、
食べる人が何人いるかと数えたのが、
始まりのようです。
中国語でも人口(れんこう)と書きます。
さてさて、日本の口の数はこれから
どうなるのでしょうかね。
だんだんと少なくなってきますね。
と言うことは食の市場も縮小していくのです。
特に食べ盛りの若者が減って、
年配者がふえると、ますます、
食が細ってきます。
これからは量の時代でなく、
質の時代、
どんなものが求められるのでしょうか。
食の世界に携わるものとして、
真剣に考えなくてはならない課題です。
明日は夢見が丘の夢茶房で、
「光楽会」を行います。
気楽で楽しい会ですので、
宜しかったら、ご参加下さい。