慣れ

miyasun2009-03-02





昨日は夢見が丘へ
宮城テレビ放送の方が取材に訪れました。


ばあちゃん本舗の「豚タン」を製造しているので、
それについての取材です。


その内容はさておき、
そのディレクターが暑い、暑いと言っておりました。


そうでしょうね、
杜の都仙台市から来られたのです。


宮崎は暖かいですね。
それでも皆さんがジャンバーを着ているのが
不思議ですと話されていました。


確かに昨日は暖かい日でしたが、
それでもセーターが要りますよね。
そして朝晩はジャンパーも。


東北地方からすると、
気温差がおそらく10度はあるのでしょうね。


寒さに慣れた人は、昨日の気温でも汗が出てくるようです。







当社の社内報「夢だより」に
中国遼寧省瀋陽市の工場へ赴任している
駐在員の小野君の記事が載っておりました。


彼は去年の11月1日に赴任したので、
4ヶ月が経ちます。


可哀想といえば、可哀想ですね。
南国育ちの彼が、いきなり中国の東北地方の、
冬に行ったのですから。


大連は港町で、それより北へ400キロ、
瀋陽は内陸部にあたりますから、
大連よりか、もっと寒い、
おそらく10度くらい低いところです。


当初はただただ寒いの一言だったようです。
それが、だんだんと暑い、寒いの気温差が
判るようになったとのこと。



現地の人が今日は温かいねと話しているのは
マイナス10度を越えた日のことで、
寒いと言うのはマイナス15度以下になった日の
ようだと彼は言うのです。



この宮崎では考えられませんね。
もう、マイナス10度にでもなれば
大変な事が起こりますね。


おそらく、水道も出なくなるでしょう。
そして全員ふるえ上がりますね。


ところが彼もだんだんと慣れてきて、
その身体の適応力に驚いていました。



前にも大連に駐在していた者が帰国して、
暑い、暑いと言っていましたからね。
彼も宮崎産まれの宮崎育ちでしたが、
寒いところに長くいると適応するのでしょうね。






人間の適応力は凄いと思う反面、
慣れの恐さも感じますね。



やはり、環境は大事ですね。
働く環境、子育ての環境、
良くも悪くの環境に左右されますから、
自覚しておいた方が良さそうですね。


良い慣れはそのままに、
悪い慣れは、気付くのが難しいかも知れませんが、
改めていきたいものですね。