誤解

miyasun2009-09-17




昨日、烏骨鶏のオスが、小屋から外に出ていました。
庭は広いのに、そこでは遊ばず、
中に入りたくて、小屋を取り囲んでいる網の
周りで中に入ろうと、うろうろしています。


やはり、仲間と一緒が良いのでしょうかね。




       



私が、もうこのまま外においておこうかと、
女房に言うと「駄目だよ、メスが卵を産まなくなるよ」
と、



別の人からもそんな話しを聞きました。


オスがいないとメスは卵を産まないと思っているようなのです。


これは完全な誤解です。


メスはオスがいなくても、卵は産みますよ。
ただし、無精卵ですけどね。
何時も皆さんが食べている卵は、
一羽ずつ、仕切られたゲージの中で飼われている
ニワトリから産まれた卵です。
よって、もちろん、無精卵です。



人間も男女がいないと子供は産まれませんが、
女性は排卵はしているのと同じことです。



鳥もメスだけの卵からはヒヨコは産まれません。
オスがいて受精した卵からヒヨコが孵るのです。




         



ここで、面白いと言うか、
現実の話を書いておきます。



皆さんがご存知のブロイラーでも採卵鶏でも、
その親のことを種鶏と言います。


その種鶏が産んだ卵を孵化させて、
育てているのですが、
種鶏場では、メスが10羽いるところに
オスは1羽しかいないのです。


つまりハーレム状態です。
それでも10羽のメス全てが受精します。


うらやましい人もいるかも知れませんね。(笑)





       




これで誤解は解けたでしょうか。
オスがいなくても卵は産まれますからね。


まだまだ、話しは続きますが、
長くなりますので、この続きはまた書きますね。