にわとり
昨日の続きです。
種鶏場では、メス10羽にオス1羽を同じ部屋で飼います。
いわゆる、ハーレム状態です。
自然界ではオスとメスの比率は半々ですが、
餌代とかの経済性を考慮して、
このようにしているのです。
それでも、受精には支障がないのです。
それと言うのも、
オスのペニスは退化して、ほとんど、素人には
見えないくらいの粒みたいになっているのです。
睾丸も腹の中にあり、ブロイラーなどは
小指の先よりも小さいのですが、
2個あります。
流石に種鶏のオスの睾丸は大きく、
親指くらいあります。
ペニスが無いに等しいので、
オスが寄っていくと、メスは前かがみになり、
お尻を上げます。
そこにオスは後ろから上に乗り、
肛門から精液を出し、メスの肛門へ入れるのです。
そして受精するのです。
その間、3秒くらいかな・・・・
早いものです。
よって、10羽もお相手できるのです。
メスはお腹の中に次々と卵の黄身を作っていますので、
おそらく、一回の射精で、何個か同時に
受精するのでしょうね。
もう一つ、
卵からヒヨコに孵りますが、
さて、問題です。
ヒヨコになるのは、
黄身の方でしょうか、
それとも、白身でしょうか。
はたまた、どちらともでしょうか。
この答えは次回、書きます。(笑)
今日はこれくらいで。