中国の労働事情

miyasun2010-06-09




中国の経済発展には目を見張るものが
ありますが、
新聞でも報道されていますように、
ストライキが頻繁に起こり、
生産に支障をきたしております。


ホンダも部品工場のストライキにより、
完成車工場が生産中止に追い込まれたりしております。


    



賃金もうなぎ登りで、中国政府も5年間で
所得倍増計画を発表しました。


我が社の合弁工場も人手不足で困っています。



     

大連の工場も瀋陽の工場も同じ悩みを抱えています。

瀋陽の工場では600人を800人に増やす計画でしたが、人が集まりません。



    


遠くの内モンゴルから来ていた人も多いのですが、
最近はそれも少なくなってきています。


内陸部にも工場が出来、出稼ぎをしなくても
働き口がだんだんと出てきているのです。


それで、注文した商品も滞り勝ちになっています。


     



今まで豊富で安価な労働力で世界の工場として
発展してきた中国ですが、
これからはちょっと見方を変える必要が
ありそうです。


なんでも安く手に入る状況は難しくなることでしょう。



     



今の日本はデフレが続いていますが、
これが何時の日か、インフレになる可能性も
あるようです。


このような変化に合わせて経営の舵取りを
していかなければなりませんね。


ジャカランダはまだまだ綺麗に咲き誇っていますが、
花びらは毎日のように降ってきています。


    



それが下にある、山茶花ツツジの木に落ちてきて、
まるで、そこから花が咲いたようになっています。


玄関脇の花壇の花さんたちも綺麗に咲いて
くれています。
有難いことです。感謝。