陰陽の結び

miyasun2010-07-06


今日も汗を掻き掻き、自転車を漕いで通勤です。


ところで、この世の中は全て陰陽で成り立っています。
太陽と月、天と地、男と女、光と影、などなど。


学生時代から合気道をやっていまして、
何時も言われていたことは、
この陰陽を結びなさいと言うことです。




最初は陰陽の結びと言われても、
ピンときません。


相手が手を取ってきたら、倒そうと考えるのではなく、
結びなさいと教えられました。


これがなかなか難しい。
どうしても力が入って結べません。




ところが師範は完全に結んで、
相手を自由自在に操ります。


この歳になってもなかなか簡単ではないのですが、
少しは結びの意味が解ってきたような気がします。


仕事でも相手と結ぶと上手くいきます。
人間関係でも、相手を解ってあげ、
結ぶと良好な関係が築けます。




力を抜いて、相手に任せる。
ところが相手は力が入っているので、
自由がありません。
逆に力を抜いた方が相手を自由にすることが
できるのです。


不思議なようですが、これが事実です。





相手を負かそうとか、こちらだけ儲けようとか、
そんなことを考えていたら、結べません。


無欲の大欲と言われますが、それに近いのかも
知れません。



もともと勝ち負けはないのですが、
変な言い方になりますが、
結んだ方が勝ちなのです。


そして最後は愛です。
合気は愛なり。
これが最高の境地です。


自然とも結び愛を受ける。


さあ、結びの心で、これからも生きていきましょう。





セロームの三個目の花が先日咲きました。
もう最初に咲いた花は枯れて、もうすぐ落ちそうに
なっています。


今年は三個咲きました。
最後の花です。