鶏の解体

miyasun2011-04-04

先週の金曜日は鶏の解体実習でした。


皆さんも鶏肉はスーパーや鳥屋さんなどで
購入していると思うのですが、
そこで売られているのは、殆どが解体されたもので、
例えば、ササミはどこに付いているのか、
セセリは? 小肉は、テールは
たぶん殆どの人が知りません。


新入社員も知らなくて、驚いていました。





上のセセリと小肉は同じもので、首についている肉です。
テールとボンジリも同じもので、お尻の肉です。


通常の工場ではキチンと衛生管理して
髪の毛などは絶対 はみ出さないようにしているのですが、今回は実習ですので、家庭と同じスタイルで
やってますので、誤解のないようにお願いします。





やってみせると簡単に出来るように見えるのでしょうが、
実際にやらせてみせると、みんな悪戦苦闘していました。


力が入り、なかなか捌けません。
出来た肉も傷だらけです。


それでもみんな真剣に取り組んでおりました。




今日は解体風景をご覧下さい。
ありがとうございます。






追記
この鶏は児湯食鳥さんの銘柄鳥「日向鶏」です。
中抜き(放血、脱毛して内臓を取り除いたもの)で
3キロ以上もある大きなものです。

もも肉はタタキ、ササミとムネ肉はお刺身、
手羽先、手羽元、小肉などは塩焼き、
そしてガラでスープを作り、とり雑炊にしました。


食は命のリレーですので、
感謝して全て無駄にはしません。

この夜、新入社員や先輩たちの
胃袋に納まったことも報告しておきます。