百日紅
百日紅(さるすべり)が咲き始めました。
百日紅は百日も花を咲かせるので、
中国で付けられた名前です。
日本では幹がツルツルしていて、猿もすべるから
さるすべりと付けられたようです。
でも漢字表記では百日紅となります。
このところ花を撮るのが日課のようになっていますが、
この前まで、綺麗に咲いていたのが、今見ると
もうすっかり枯れています。
本当に花の命は短いものです。
百日紅は百日ですから長い方ですね。
そんなことを考えていたら、
次の言葉を思い出しました。
花無百日紅、人無千日好
「はなに、ひゃくにちの、こうなし、
ひとに、せんにちの、こうなし」と読みます。
どんな綺麗な花でも百日もすれば枯れていきます。
人もどんなに順調で調子がよくても、
千日も続かないと言うことです。
よって、順調の時には謙虚になり、
次の備えをしなければなりませんね。
でも、その逆で、どん底も時も、
千日も続きませんから、辛抱して
次のチャンスを待たなければなりません。
人生には良い時も悪い時も廻ってきます。
最悪と思われる時も、一度や二度、いや
何回も襲ってくるかも知れません。
でも、上の言葉を思い出し、
明るく、プラス思考で、乗り越えましょうね。
今、絶好調な人は、気を引き締め、
謙虚になり、次の時の備えをしておきましょう。
人生は波のごとし、ですからね。