事業領域

miyasun2011-07-14




ホンダが小型ビジネスジェット機を開発し
量産体制に入ることが、日経ネット記事に載っていました。


2014年には年間100機を生産する予定だそうです。
これで、世界のビジネスジェットの15%のシェアーを
獲得するようです。


性能もよく、燃費も安く、
もうすでに100機の注文が入っているそうです。





もともとホンダは二輪車(バイク)からスタートした会社です。
それが四輪者(自動車)に進出した時も
驚きましたが、今度は飛行機です。


自動車に打って出た時も、どうなることやらと
思っていましたが、見事にトヨタニッサン
牙城へ独特の戦略で食い込み、成功を収めました。


創業者、本田宗一郎さんの意思を会社全体が
受け継ぎました。
それが今日の成功に導いたのでしょう。


きっと、飛行機でも成功することでしょう。






「得手に帆を上げて」と本田宗一郎さんは
おっしゃっていました。


得意な分野、長所を伸ばせと言っておられたのです。



そこで、事業領域のことですが、
会社には定款があり、どんな事業をするかを
決めています。


もし、ホンダが事業内容を、バイクと決めていれば
自動車の発想は出てきません。
それを人を運ぶ物と事業領域を決めていれば
バイクから自動車、飛行機と時代の要求に合わせて
拡大できるのですね。


二輪車の技術を四輪者に応用し、
またジェット機にまで、高めることが出来たのでしょうね。






これは経営にとって大事なことですね。
世の中は常に変化します。
よって、経営もそれに対応して変化させなければ、
時代から取り残され、生き残れません。


事業領域の大切さが解りますね。
もう一度、この事業領域を見つめ直す時かも
知れません。






それにしても、
ホンダの先見性、果敢な挑戦に敬意を払いたいと
思います。