松島祐太君

miyasun2012-05-24



昨日、いろんな人生があると言うことを書きましたが、
今日は北海道で新規農業者になった青年
松島祐太君を紹介しておきます。


彼との出会いは2年前に、彼が自転車で東京から沖縄まで
の旅行中にある人の紹介で我が家に来て、
大いに食べ、大いに飲んで、いろんな話し、
泊まっていったのが始まりです。






その当時、彼は中村文昭さんの作った、
「耕せにっぽん」の耕し隊のリーダーをしていました。
(それまでは彼は農業の経験はありません。)


北海道にあるその「耕せにっぽん」は
ニートや引きこもりの人たちと一緒に
農業をやるところです。


その時も引きこもりの人3人を引率しての旅でした。


めったに笑わない人たちですが、
その夜はみんなで腹を抱えて笑い、
大いに盛り上がったのでした。


彼は彼らがこんなに笑うのは初めて見たと
感激し、涙を流していました。






それはさておき
彼は今は北海道で農業の認定者になり、
本格的に農業に取り組んでいます。


それも普通の農業ではなく、
無農薬、無肥料の農業なのです。


無農薬は解かりますが、無肥料となると
聞いたことがありません。


その土地を信じ、その土地と対話しながら、
師匠に付き、一所懸命、挑戦しています。


しかも、種子を購入せず、自分の所で
採れた作物から来年の種子を取るやり方なのです。


通常の農家は毎年種苗会社から種を購入して
作付けしています。


これは怖いことで、種を握ったものが
農業を制するからです。


特にアメリカの戦略が怖いですね。
遺伝子組み換えの種を使うと
それこそ永久に種を買わなければなりません。



そんな時代に28歳の若者が
新しい農業に挑戦しているのです。
感服ですね。
大いなる夢を持って。
最高です。


そして素直です。
正に好青年です。


応援したくなる人物です。


このような若者がこれからの日本を
作っていくような気がしています。






長くなりますが、もう一つ、
彼は今、開拓時代に作られた家を解体し、
その材料を活かし、新しい家造りもやっています。
8月に完成予定です。


これからの彼の人生、
楽しみに見ていきたいと思っています。


皆さんもなにかあったら応援してください。


彼のHPです。


http://ameblo.jp/waai-waai/page-1.html#main