風3

miyasun2012-06-12



風の事を考えていたら、
次の漢詩を思い出しました。





    
   風樹の嘆



樹静かならんと欲すれども


風止まず


子養わんと欲すれども


親待たず


往きて来たらざるものは年なり


再び見るべからざるものは親なり






味わい深い詩です。
私にはもう両親ともいませんが、
親がいる人はこの詩を噛みしめてみるのも必要かも知れません。