国稀(くにまれ)
第1日目の夜はKYさんの案内で、
小料理屋さんで夕食をすることになりました。
おかみさんが一人でやっているお店です。
メニューは無し。
その日の新鮮な食材でおかみさんが料理を作り、
お客さんへ提供しているのです。
まず、生ビールを頼み、待っていると、
北海道らしく、イクラ、ウニの小鉢が出てきました。
そしてキンキの煮付け、ホッキ貝の串刺しなど、次々と出てきて、
舌を喜ばせてくれました。
ちなみに、苫小牧はホッキ貝の水揚げで日本一だそうです。
ビールを飲み終えると、焼酎にしますかと、
KYさんが宮崎人に気を使って言ってくれました。
折角北海道に来たのだから、焼酎ではなく、地元のお酒はないかと
尋ねると、冷酒で「国稀」と言うお酒があるとのこと。
早速「国稀」を注文すると、
これが実に旨い。
辛口で口当たりもよく、グイグイと喉を通っていきます。
ちなみに、この国稀酒造さんは日本で最北端の酒蔵だそうです。
産地はどこですかと、質問すると、
「ましけ」だそうです。
どんな字を書くのですかと聞くと、
増毛とのこと。
(増毛は札幌より北で、日本海側にある町です。
おお、それはいい。
毛が増すと書くのですから・・・
それで調子に乗って、お代わりが進みます。
これで毛が増えるのならと、大笑いしながらの食事が続きます。
女房は飲んでも毛は生えませんよと。
直接、頭に塗ったらと、冗談を言います。
KYさんが何時も会長さんのブログを見て励まされてますと。
おいおい、またハゲの話かよ・・・・・・と爆笑。
増毛のお酒を飲んで、毛が増え。ハゲ、増すで、ハゲが増え、
そのせめぎ合いです。
結局、頭は当然ながら、何も変わらず、
光輝いています。(笑)
そして楽しい一夜は更けていきました。
残念ながら、お酒と料理を食べるのが忙しくて、
写真無し。
その変わり、支笏湖の湖畔に綺麗なダリアが咲いていたので、
それを載せます。