勝負




運動会を見ていると、ころんだりして、何時もの実力が発揮できない子もいます。
また、そんな時に泣いている子もいますね。


でも、長い人生を考えると、
それがプラスになることもあると思います。


負けた悔しさをバネに成長する子もいるからです。


よく考えると、人生には負けることや失敗することの方が多いのが現実です。
最近は褒めて育てることが最善だといわれておりますが、
褒められてばかりいると叱られたり、挫折を体験した時に、
落ち込む人も多いのです。


負けることや、失敗、挫折に耐性が出来ていないからです。
負けるも失敗も勉強です。
そこから多くのことを学ぶことが必要だと思いますね。


また、挫折を味わうと他人への思い遣りもできるようになるかも
知れません。


自分のことを振り返っても、成功より、失敗したことの方が
多かったようです。
でも、失敗を失敗と思わず、勉強になったと捉えて、
また、次に挑戦してきました。
といえば格好良いと思われますが、実は
反省が足りなかったのですかね。(汗)





この世の中勝負はつきものです。
受験あり、入社試験あり、次々と人生の試験は待ち構えていますからね。


要は勝っても負けてもその時の態度が問題です。
勝ってもおごらず、負けたものに対して敬意を表す。
負けても卑屈にならずに、勝者を讃える。


そんな態度をしていると周りも応援してくれるでしょうね。


誤解のないように付け加えておきますが、
褒めて育てることを否定しているのではありません。
それでも負けることも失敗することもあるので、
その時に落ち込まないように、失敗の体験も積む必要があると
言いたいだけなのです。


七転び八起き、だるまさんになりましょう。


綺麗な花を見て、痛んだ心を慰めてあげましょうね。