恩送り




恩送りと書いて、おんくり、とかおんおくり、と読みます。
私はおんくりと記憶していたのですが、
辞書で調べるとおんおくりとなっていました。


おんくりと言う、旅館やレストランもありますので、
まあ、拘らずにどちらでも良いとしておきましょう。


昨夜家で友人と飲んでいる時に、
この恩送りの話になったのです。





そこで、ウィキペディアで調べると、



誰かから受けた恩を、自分は別の人に送る。そしてその送られた人がさらに別の人に渡す。そうして「恩」が世の中をぐるぐる回ってゆくということ。



社会に正の連鎖を起こすこと、いわゆる「負の連鎖」の反対の社会効果をねらっている。「恩送り」では、親切をしてくれた当人へ親切を返そうにも適切な方法が無い場合に第三者へと恩を「送る」。恩を返す相手が限定されず、比較的短い期間で善意を具体化することができるとしている。



江戸時代では恩送りは普通にあったと井上ひさしは述べている。例として、人形浄瑠璃・歌舞伎『菅原伝授手習鑑』に「恩送り」という表現が見られる。





良い言葉ですね。
これは恩返しとはまた違います。
恩返しは恩を受けた人に直接返すので、これはこれで、
大切な事ですが、恩送りの方が、広がりが生まれます。


恩を受けた人が、二人に返したら、またその人が、
二人、三人と返していったら、
それこそ、素晴らしい世の中になりますね。


善の循環が世の中を駆け巡る、素敵な事です。





だけど、決して、恩を売ることだけは
しないで下さいね。(笑)