パーキンソンの法則




昨日の押印のように、一度決められたことは、
なかなか改善しようとはしません。
法律も次々と作りますが、法律を廃止することは、
殆ど無く、今では必要の無い法律が沢山存在します。



行政も会社もほっておくと、
要らない仕事を作り、非効率的になり、
経費が増えることになります。


稟議書などのハンコの多さが目立つようになり、
結論がでるのが、遅くなるなどの大企業病もみられます。





このような事になるのを皮肉ったものに
パーキンソンの法則がありますので、
今日はそれを紹介しておきます。


説明するのがちょっと難しいので、
辞書で調べましたが、
日本大百科事典のが一番解かり易いと思うので、
それを転載しておきます。





イギリスの歴史学者・経営研究者パーキンソンCyril Northeote Parkinson(1909―93)が1957年に公刊した同名の書物によって有名になった、行財政の組織と運営における非合理な慣行の総称。その第一「法則」は、公務員の数は、なすべき仕事の軽重とか仕事の有無に関係なく、上級公務員が出世するために部下の数を増やす必要があることから、一定の割合で増加するというもので、それを数式で表現している。第二「法則」は、国の財政では、個人の家計と異なり、まず支出を決定してから収入を定める悪慣行があるため、課税は無限にあがるというもの。彼はこれを「かねは入っただけ出る」と表現している。そのほかにも、委員会の定員は5人に限ることが必要で、20人以上になれば運営不能である、とか、公務員はお互いのために仕事をつくり合う、などの、数多くの「法則」が説かれ、皮肉たっぷりな表現で官僚機構の弊害が指摘されている。





日本でも知らない内に公務員が増え、
要らない仕事を作っているのです。


思い切った改革をして欲しいものですね。


今日の宮崎は良い天気で、
お花も綺麗ですね。