いっぺい




我が家の「いっぺい」が咲きました。
女房が小さい苗を植えていたのですが、
ひょろひょろと背丈が伸び、ついに
花を咲かせました。


朝日を浴びる黄色い花、
とても綺麗です。





昨日は挨拶のことを書きましたが、
今日もその続きです。



本来、挨拶とは、
心を開いて相手にせまる、という意味があるそうです。



また挨拶にはお国柄もあります。





日本では頭を下げる、お辞儀が一般的ですが、
これは相手にすきを見せる仕草です。
私はあなたを信用していますよ。ということです。
刀を持っている侍が、頭を下げるということは
すきを見せても大丈夫と相手に伝えているわけです。



また西欧では握手をしますが、
向こうはピストルの文化。
私の手には何も武器は持ってません、と
相手に手を広げてそれを伝える。





中国へ行くと宴会の時には、
乾杯の嵐です。
これはこの盃には毒は入っていません、と
自分もいっきに盃を干す。
相手に安心感を与える仕草だったのでしょう。
昔の戦国時代には毒殺もあったことでしょうから、
その名残だと思われます。





挨拶やしきたりにはいろんな歴史があり、
人間関係を円滑にする知恵がありますね。


あだやおろそかに、単なる挨拶と思っていると、
こんなに深い意味があったのですね。