餅つき 雑学



日本の古い文化がだんだん廃れていますが、
このような昔ながらの餅つきを次の世代にも引き継いでいきたいものです。





今日は餅つきの雑学を学びましょう。





●「もち」の語源

・長くもつ(保存食)
・もち歩ける
・望月の日にお供えするから
・形が丸く望月に通じるから
・樹木からとれるモチも餅も、粘り強いから
  (逆の説もあり)



昔は、餅をついて神仏にお供えしたり、おめでたい儀式に用いるのがしきたりだったので、五節句ちまきや柏餅のほか、十月玄の日の玄子餅など、ハレのときにだけお供えし食べるという非日常性の食べ物だったそうです。






●餅の起源

餅の起源は古く、紀元前2〜3世紀の弥生時代から日本にあったと言われています。餅は農作物の加工品の中で最も古く、茹でた殻類を杵でつく製法は、日本独特のものではないかと伝えられています。
当時の餅は米だけでなく、豆類、穀類を茹でてつきまとめたものでした。





●臼&杵

日本人は古くから人間の霊魂と穀物の霊魂を渾然一体として意識し、穀霊の造形物である餅を食べることによって、霊魂の再生をはかろうとしていました。その餅を調製する用具である臼と杵は神聖なもので、ある種の呪力をもつものと考えられていました。したがって、臼や杵には多くの俗信や儀礼をともなっています。一般に農家では土間の大黒柱のそばにおいて大切に扱い、家を新築した時はまず臼を運び込む、また火事にあった時などはいちばん先に臼を運び出したと言われています。





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