高千穂峰



このところ庄司カメラマンの高千穂峯の写真を載せてましたが、
なんと引き寄せたのでしょうか、
今日の宮崎の地元紙、宮崎日々新聞に高千穂峰の記事が載ってました。
それによると1メートル高くなったそうです。
転載します。





国土地理院は、全国1003の主要山岳の標高を最新の測量技術で再調査した結果、4月1日付で87の山の標高を変えると発表した。
それぞれ1メートル上下する。
本県関係では霧島連山高千穂峰が1メートル高くなって1574メートルとなる。高千穂峰の標高は約10年前に1574メートルから1メートル低く見直された経緯があり、元に戻った形。


国土地理院によると、新たな標高はこれまでの三角測量によるものを改め、
人工衛星を使った衛星利用測位システム(GPS)を用いて算出した。
高千穂峰を含む48の山で1メートル高くなり、39の山で1メートル低くなった。
国土地理院は「測量の精度が上がったことが大きいが、長年の地殻変動の影響も考えられる」と話している。


高千穂峰の標高は1895(明治28)年の測量で1574メートルとなったが、2005年の調査で1メートル低くなった。
地元・高原町の日高光浩町長は「(05年の見直し後も)1574メートルで認識していた町民が多かったようだ。そういう意味では元に戻って良かった」と話している。


測量は1880(明治13)年に始まっており、一度に80を超える山の標高が変わるのは初めてという。
(転載ここまで)





明治28年の測量技術って凄いですね。
その当時から正確な標高が測れたのだから素晴らしい日本の技術。