発想の転換




続きです。
農場の責任者をどう説得するか。
実は東北では昼間、補鳥(鳥を捕まえること)している所があると
聞いていたので、彼と一緒に岩手県まで出かけました。
そして実際の現場を視察し、納得させました。


次は工場長です。
今まで昼間の仕事が夜になります。
従業員を説得する自信がありません。
そこで、経営会議を工場で行い、
幹部を集めました。






そして、従業員が説得できなければ、
最低何人いれば、動かせるかと聞くと
7人とのこと。
では、会議に参加している幹部たちに言いました。
作業をしてくれる人、手を上げてくれと。
そうすると、7人の手が上がりました。
ほら、もう心配いらないからと工場長を説得しました。


さて、いざ実行する日がきました。
従業員は全員出てくれていました。感謝です。
作業は順調に進み、無事出荷できました。






私は大阪の高槻市で待っていました。
朝3時に商品到着。
それを見ると、見事な鮮度。
鳥肌が立って、(自分のではありませんよ)
本当の鳥に鳥肌が立ち、素晴らしいものです。


それから、大阪市内への配送です。
車に一緒に乗り、配達しました。
勿論、お客様からは、大好評。




発想の転換の一例でした。
ごめんなさいね。3日も引っ張って。(笑)


秋です。我が家の柿の木も色づいてきました。
もうすぐ、孫の胃袋に納まることでしょう。