尺貫法




私たちの小さい頃は、
尺貫法が使用されていました。
長さの単位が尺、重さの単位が貫で、尺貫法と言います。
6尺が一間、一間四方が1坪。
重さも、百貫デブなどと言って、貫目が使われていました。






ところが国際基準を統一するという名目で
法律でメートル法が採用され、
すべてメートル表示になりました。





でも、日本の文化に根差した尺貫法も公に使えるように
すべきだと前々から思っていました。
永六輔さんもラジオ番組「誰かとどこかで」で
尺貫法の復活を何時も訴えられていました。






尺貫法とメートル法の併用が望ましいと思いますけどね。
お酒や焼酎を飲み時に、今日は300ミリリットル飲んだと
いうより、2合飲んだという方がピントきますね。
一升瓶と今でも言うのですから、
また、一斗缶なども使っているのですから。





間口も2間とか3間の方が分かりやすいですよ。
畑や田んぼも1反、2反、1町、2町の方が昔から使っているので、
農家の人たちには都合がいいのです。
住宅も敷地何坪、建坪何坪と表記し、かっこして平米が書かれていますが、
坪だけで十分です。
柔軟な使い方を認めて欲しいものです。