金子みすゞ


金子 みすゞさん、素敵な詩をたくさん残しています。


ウィキペディアより


金子 みすゞ(かねこ みすず、1903年明治36年)4月11日 - 1930年(昭和5年)3月10日)は、大正時代末期から昭和時代初期にかけて活躍した日本の童謡詩人。本名、金子 テル(かねこ テル)。


大正末期から昭和初期にかけて、26歳の若さでこの世を去るまでに512編もの詩を綴ったとされる。1923年(大正12年)9月に『童話』『婦人倶楽部』『婦人画報』『金の星』の4誌に一斉に詩が掲載され、西條八十からは若き童謡詩人の中の巨星と賞賛された。






お花だったら


もしも私がお花なら、
とてもいい子になれるだろ。


ものが言えなきゃ、あるけなきゃ、
なんでおいたをするものか。


だけど、誰かがやって来て、
いやな花だといったなら、
すぐに怒ってしぼむだろ。


もしもお花になったって、
やっばしいい子にゃなれまいな、
お花のようにはなれまいな。





素敵な詩をありがとう。