個食



午前中来客があり、情報交換をしました。
その会社の新商品、爆発的に売れているそうです。
その原因はもちろん価格もありますが、
個食対応していること、
そして旨み成分を徹底的に研究し、
本当に日本人の舌に合う味に仕上げてことにあるとのこと。






業務用もあり、それもキロ数を減らし、
使い易いようにし、
喜ばれているようです。
これからは一人世帯も益々増えてきますので、
個食の商品は売れるでしょうね。
個食の商品開発をしたいものです。





今日も金子 みすゞさんの詩を載せておきます。


  草原


霧の草原
はだしでゆけば
足があをあを染まるよな。
草のにほひもうつるよな。

草になるまで
あるいてゆけば、
私のおかほはうつくしい、
お花になつて、咲くだらう。



 


  草山


草山の草の中からきいてると
いろんなたのしい聲がする。

「けふで七日も雨ふらぬ
のどがかわいた水欲しい。」
それはお山の黒い土。

「空にきれいな雲がある
お手々ひろげてつかまうか。
それはちひさな蕨の子

「お日さん呼ぶからのぞかうか。」
「私もわたしも、ついてゆく。」
ぐみの芽、芝の芽、芽萱(チガヤ)の葉
いろんなはしやいだ聲がする。
春の草山にぎやかだ。