スイレン
スイレン科スイレン属の水生植物の総称。池・沼に生え、円形または卵形の基部に切れ込みのある葉を水面に浮かべる。夏、白・黄・赤色などのハスに似た花を水面上に開き、朝夕開閉する。温帯産のものから熱帯産のものまで、品種は多い。日本ではヒツジグサが自生。
Water lily 睡蓮
漢名の睡蓮は、この花が夕方に閉じる(睡る)ことを表しているといわれます。また、日本に広く分布するスイレン属のヒツジグサ(未草)の名前は、未(ヒツジ)の刻(午後2時)に花を開くことに由来しますが、実際には朝から夕方まで花を咲かせます。
「清純な心」「信頼」「信仰」
スイレンとハスの見分け方
スイレンは、ハス(蓮)と混同されてしまうことがありますが、見分けるには葉の形を見るのが簡単です。葉に切れ込みがあるのがスイレン、切れ込みがないのがハスになります。また、ハスの花は水面より高く上がり咲き、スイレンは水面近くで咲きます。