蘇鉄



会社の近くに蘇鉄の木が植えられています。
その蘇鉄が沢山の実を付けています。
それを撮ってきました。





ウィキペディアより


日本の九州南部および南西諸島に分布する[1]。主として海岸近くの岩場に生育する。カナリーヤシ(フェニックス)やワシントンヤシ(ワシントニアパーム)などと共に、九州・沖縄地方の南国ムードを強調する為の演出として映像素材に用いられることが多い。九州・沖縄地方の主要都市には大抵植えられている。


名前は、枯れかかったときに鉄クギを打ち込むとよみがえるというのに由来すると考え, 鉄を受けると元気になる(蘇鉄)という伝承があり、茎にクギを打ち込まれていることがよくある。


根に根粒があり、藍藻類を共生させており、それらが窒素固定能を持つため、痩せ地でも生育できる[4]。また、本州中部以南の各地でも冬季防寒(わらぼっち)をする事で植栽が可能である。記念樹としてよく公園、官公庁や学校などにも植えられる。ロータリーの真ん中などでは特によく植栽される。





生育は遅いが成長すれば樹高は8m以上にもなり、その際でも移植が可能なほどに強健である。幹は太く、たまにしか枝分かれせず、細い枝は無い。幹の表面は一面に葉跡で埋まっている。葉はその先端に輪生状につき、全体としては幹の先に杯状の葉の集団をつける。葉は多数の線状の小葉からなる羽状複葉で、葉先は鋭く尖り、刺さると痛い。雌雄異株である。雄花は幹と同じくらいの太さの松かさを長くして、幹の先端に乗せたような形で、松傘の鱗片にあたるものの裏一面に葯がつく。雌花は茎の先端に丸くドーム状に膨らみ、雌しべを個々に見ると、上半分は羽状複葉の葉が縮んだ形、下半分の軸には左右に胚珠が並ぶ。種子は成熟すると朱色に色づく。この種子は日本国外へも輸出され、主な出荷先は台湾、中米(コスタリカなど)[5]。取引がされる場合には主に幹の長さでその価値が決まる。





近年では、新芽を食害する熱帯アジア原産のクロマダラソテツシジミ Chilades pandava が日本に帰化しており、問題となっている。