紅梅

今日も「美しい日本の季語」より


紅梅


「紅梅」の開花時期は、
1月下旬から春が進んで暖かさが感じられる4月初旬までと、
桜と比べて咲き方も散り方もゆっくりで、
長く花を楽しむことができます。


花弁は八重や一重、花の色は薄紅梅k、中紅梅、濃紅梅とあり、
さまざまな種類の花が春を彩ります。
単に紅梅とある場合は、中紅梅を指します。


梅というと白梅を指すように、
古くから白梅の地位は揺るぎないため、
「紅梅」という季語が独立して生まれました。


開花時期が異なるのも分化した一因と思われます。
万葉集』の時代は白梅が、
平安時代には紅梅がもてはやされ、
時代によって人の好みも変わるようです。
ともあれ、若々しい紅色の花のあでやかさに心弾む季節です。



紅梅の紅の通へる幹ならん


 高浜虚子



先日の日曜日に近くの公園に梅の写真を撮る予定を立てていたのですが、怠慢して撮ってません。(汗、涙)
よって今日は写真なしの日記になります。