決断
jackieナカモトさんのHP「文武両道」をいつも見ております。
そのコラムの中で直感のことが書かれていました。
なにか決断する時、最後は直感に従った方が良いようだ。
というような内容です。
私は社長業を30年やってきましたが、まさに同感です。
毎日、毎日、判断、決断を求められてきました。
小さなこと、大きなこと、
簡単なこと、難しいこと、
迷うこと、悩むこと、
トップの宿命です。
いつも最後は一人で決断しなければなりません。
その結果今では決断することになれ、人より早く結論を出せるようになりました。
社長として一番大事な事は、判断を求められたら即座に結論を出すことです。結論を出さないトップや幹部がいるとその組織は駄目になります。しかしそんなに難しいことでもないのです。
結論には三つあります。
ひとつは「やる」「イエス」
二つ目は「やらない」「ノー」
三つ目は「待て」です。
この三つ目があるから助かるのです。
即座に判断できないことや、判断材料が足りない時に使います。
この三番目を入れて即答することです。
そこまでは簡単なことですが、次のことが大事なことなのです。
出した結論に責任をとる覚悟があるかどうかです。
そこで人間の価値、器がきまります。
逃げて責任を転嫁する人、ごまかす人、それでは信頼は生まれません。
すべての責任は社長一人でかぶるのです。
結果責任は判断した社長一人にあるのですから。
その覚悟のない人が社長になったら部下は付いてこないし、たまったものではありませんが、そんなこと心配する必要はありません。
なぜならそんな社長のいる会社はすぐ潰れますから。
私は賭け事はしませんが、
人生は賭けてきたつもりです。
度々、大きな決断を迫られました。
その度に、度胸を決め、決断してきました。
勇気のいる決断も沢山ありました。
ブロイラーの生産、製造から、加工品に切り替えるとき、
都城工場を作るとき、
中国への投資、
夢見が丘を作ったとき。
まだまだいろんな決断をしてきました。
でも今考えてみると、一生懸命考えて結論を出したようですが、
実は直感で決めていたのかも知れません。
それとも何か大いなるものに導かれていたのかも知れません。
自分の英知なんて本当は小さなものだったのではないかと、
今は思えるようになりました。
そこに感謝が生まれるですね。
悩み多き人生、しょせんしれたもの、
なにかわからないけど、大いなるものを信じ、
感謝して生きていこうと思う今日この頃です。
ジャカランダの新芽です。
ちょろももが小さな実をつけました。