存続
経営の目的は存続させる事と前にも書きました。
それほど存続させる事は難しいのです。
経営の経はお経の経です。
経営の営は営々とという事。つまり持続させること。
そうです。経営とは
祈る気持ちで、営々と永続させることです。
これが簡単なようで難しいのです。
なぜならば時代は変化するからです。
それと祈るような気持ちを持ち続けられるかどうかです。
人間ですから、気の緩みや、慢心などの心が芽生えるのです。
常に変化を感じ、真剣に対応していく。
謙虚に素直に、感謝して経営にあたる、
これが永続させる道です。
先日お取引先が倒産しました。
ほとんどのお客さんが安心できる会社ばかりですが、
時に倒産の憂き目に会うことがあります。
その会社も親会社は有名な会社でなおかつ株式公開している会社ですから、
なんの疑いもなく取引していたのですが、
ある日突然倒産です。
普通親会社が子会社を助けるものですが、
親会社が小会社を見捨てたのです。
ちょっと信じられませんでしたが、後の祭りです。
一部の債権が回収不能となりました。
このように何時、どんな会社が潰れるか分からないのです。
それほど存続させることは難しいのです。
でもそんな困難の連続を乗り越えるのが
経営者魂です。
我が社の後継者達も、
それを理解した上で、
果敢に挑戦し続けて欲しいものです。
期待してます。
昨日の夕日です。
ご堪能下さい。