老朋友2

miyasun2010-01-20


老朋友(ろうぽんゆう)

昨日張さんのことを書きましたが、
その続きです。


ある年、彼の誕生日に出会いました。
おめでとうと乾杯をし、
お祝いして、
その日時を手帳に記入していたのです。


翌年、その誕生日に
おめでとうコールをしたのですが、
張さん「なんで? 今日は誕生日ではないよ。」と


もう、訳がわかりません。


よくよく聞くと、
中国は旧暦を使っていましので、
西暦で言うと、
毎年、誕生日が変わるのです。


やはり、国が変わると、いろいろとありますね。




       



ある時、研修生の申請を出入国管理局へ、
出したのですが、ひとり許可が下りないことが
ありました。


中国での書類と、申請した書類の
誕生日が違っていたからです。


今は西暦でちゃんと確認していますから大丈夫ですが、
当初はそういうこともあったのです。


面白いですね。


ところで、
中国では古い友達の事を
「老朋友」というのです。


一回や二回会っただけでは老朋友には
なれません。


それは唯の朋友ですね。


何回も会って、信頼し合って、
「老朋友」になるのです。




           



ところで、
昨日も一昨日もお客さんと面談しました。


一人は初めて会う人です。
仕事とは全く関係ありませんが、
ご縁があって会ったのですね。


いかに老朋友であっても
必ず、初対面があります。


それもよくよく考えると不思議なものです。
一昨日に初めて会った人も
どうして会うことになったのでしょうかね。


これがご縁の不思議さでしょうか。
それとも何かが引き寄せているのでしょうか。


初めて会って言葉を交わし、
そしてまた、食事をするような関係にまで
行く人もおれば、
それっきりの人もおります。




          



なにはともあれ、
ご縁を大事にし、
老朋友を一人でも多く持てれば、
幸せなことですね。


人と人が出会い、
何かが生まれ、何かが消え・・・
それが人生でしょうかね。