変えられないことは問題ではない
昨日は天気のことを書きましたが、
変えられないと言うことで、
何時も社員に言っていることがあります。
それは変えられない事で悩んだり、議論はするな。
変えられないことは問題ではない。と。
例えば経営では、
景気のことや、為替のことです。
景気を予測したり解説するのは評論家に
任せておけばいいのです。
いくら景気が悪いと嘆いたところで、
景気は良くはなりません。
よって、そんなことは問題ではないのです。
自分たちの出来ることが問題なのです。
今の景気や環境を受け入れ、
それにどう対処するかが問題であり、
それを議論すればいいのです。
為替もしかり、
我が社も貿易をしておりますが、
輸出はわずかで、輸入がほとんでです。
月に100万米ドル輸入していると、
円相場が一円変わると、支払い代金は
100万円変わるのです。
でも為替もどうすることも出来ません。
予測はある程度しても、そんなに当るものでは
ありません。
それを受け入れ、対策を立てるのが、
仕事です。
変えられないことはまさに問題ではないのです。
変えられないことを問題だ、問題だと
言っている人が多い世の中ですが、
ここは、本当の問題を見つけ、
それの解決に全力をあげることが、
重要ではないかと思っております。