馬があう、反りが合う

miyasun2010-08-23



よく、あの人とは馬があう、とか
反りが合う、とか言いますね。

また逆に、あの人とは馬があわない、とか
反りが合わないとか、言います。


馬とは、本当の馬のこと。
馬は乗り手が駄目だと判断すると
暴れたり、振り落とそうとします。


反りとは刀の反り、鞘の反りのことですね。


刀と鞘の反りが合わないと、
入らないし、無理やり入れても、抜けなくなります。


人間も同じこと、合う人と合わない人が
出てくるのですね。


気心が合う人とは楽しいけど、
合わない人とはなにかしっくりこないですね。


でも、誰とでも楽しく付き合いたいものです。


では、どうするか。


馬は可愛がってやれば、従順になり、
それこそ馬があうようになります。


反りも相手の反りに合わせれば、
上手くいきます。


ようは器の問題かも知れませんね。


水のようにどんな器にでも合わせる。
そんな広い心を持てたら良いと思うのですが、
そこは人間、なかなか思うようになりません。


修業、修業、かも知れません。





その点、花は素晴らしいですね。
どんな虫でも寄せ付けます。


そして虫たちはお礼に、花粉を運んでくれています。


自然界から学べば良いのですね。