経済情勢

デフレが長いこと続いています。
来年もこの傾向が続くのでしょうか。

経済評論家の人たちのほとんどが、
まだ２、３年はデフレが続くであろうと
予測しておりますが、本当でしょうか。

朝倉慶さんはそうではない、インフレの芽がそこまで来ていると、警告されています。

それは各国政府が景気対策として
大量のお金を印刷しているからです。

そのお金が今は債権や新興国へ流れていますが、
また、一方で、現物資産へも向かっているのです。

レアアースやレアメタルが高騰して話題になっていますが、今はそんな特殊なものばかりでなく、
金、銀、銅、プラチナ、鉄、などもどんどん
値上がりしています。

また、食料も値上がりが続いています。
特に中国やインドなど人口の多い国の
値上がりがひどく、今年になってから５０％も６０％も
上がった食品もたくさんあります。

穀物も値上がりが続き、これから日本にも影響が
出てくるものと思われます。

小麦、トウモロコシ、大豆、すべて上がっています。

今日の日経新聞にも載ってましたが、
輸入鶏肉もこのところ上がってきています。

まだ、店頭価格にはそれほど影響が出ていないので、
普段生活する分には気付かないかも知れませんが、
卸段階ではジワジワとインフレの芽が出てきています。

我々、食品メーカーも原材料が上がってますが、
なかなか価格に転嫁することが出来ず、苦しんでいる
ところです。

そんなわけで
インフレの芽がそこまで来ていることを
少しは考えておいた方が良さそうです。

先のことはどうなるか判りませんけど、
ご参考までに。

今朝の我が家の花さんたちです。