自由、平等

miyasun2011-01-20



昨日、ある金融関係の人と情報交換をしていましたが、
その中で、このままで今の資本主義は持つのだろうかとの
話題になりました。


確かに今のままでは行き詰るような気がしています。
有限な資源の中で、無限の繁栄は有り得ないと思うからです。


そして格差社会の話になりました。
日本は世界中では格差のない方だと思いますが、
アメリカや中国では所得や資産の格差が益々広がっています。





中国は政治は共産主義ですが、経済は日本より、
ずーと資本主義的です。
貧富の格差も桁違いです。


そこで自由と平等が出てきます。
18世紀末のフランス革命のスローガンの
自由、平等、博愛。


でもこの三つが同時に出来ることはありません。
何故なら、自由と平等は、相反するからです。


自由を重んじると、平等がなくなり必ず格差が生まれます。
平等にしようとすると自由がなくなります。


自由に競争すると必ず、優勝劣敗、が決まります。
機会の平等は良いとして、結果の平等は
有り得ません。





かっての社会主義共産主義の国が失敗したのは
平等を優先させた結果、社会に活気がなくなり、
経済発展も出来なかったのです。


よって、格差はなくならないと思いますが、
その程度が問題ですね。


富の再配分の仕組みが必要になってくるのでしょうね。





でもこれからは新しい仕組みや体制が出てくる時では
ないかと思っております。


競争から共創へ。や共存共栄。
そして、コミュニティーの広がり、繋がり。
なにか、そんな人間的な社会が来そうな気がしています。


まあ、なにはともあれ、日々を心豊かにを送ることが
一番だと思っております。