miyasun2011-05-17



今日の写真は我が家のハナミズキに宿り木している
蘭です。


ヤドリギという木も本当にあるのですが、
ここでは、他の木に寄生している草木の意味で使います。


ちなみに、ヤドリギ花言葉は、

「困難に打ち勝つ」「忍耐強い」「征服」だそうです。





通常は自然に他に木に寄生するのですが、
この欄は女房が簡単に木に結びつけただけです。


それでも、すくすくと成長し綺麗な花を咲かせています。


これも宿り木と言うのでしょうか。
ハナミズキにしてみれば迷惑な話だと思うのですが、
せっかく、自分で栄養分を吸い上げたのに、
横取りされているのですから・・・・





それとも共生していて、この蘭から何かの
恩恵を受けているのでしょうか。
それは私には分かりませんが、
女房は綺麗な花が咲いたのでご満悦です。


まあ、よしとしましょう。






この宿り木と同じようなことが、
商売でも使われます。


それをコバンザメ商法と言います。


大きく集客できるお店や会場などの
すぐ近くに店を出して商いすることです。





コバンザメは頭の後ろの方に小判型の吸盤が
付いていて、大きな魚にくっつき移動するし、
餌もおこぼれをいただくのです。


サメや鯨、亀などに付くのです。




片利共生(へんりきょうせい)と言う言葉がありますが、
片方だけが利益があり、片方は何にも利益がないことですが、共生している姿です。
先ほどの蘭はこれでしょうかね。それとも



また相利共生(そうりきょうせい)は
お互いに利益になる関係ですね。





コバンザメ商法は、私は片利共生ではなく、
相利共生だと思っています。


お互いがいることにより、
面として活気がでてくる。
お互いにとって共に繁栄する商法の一つだと
思っております。



蘭の話から、ちょっと広がりましたが、
今日は蘭をお楽しみ下さい。