必要なこと

miyasun2011-09-01



今日から9月です。
秋はもうそこまで来ていますね。


台風の影響でしょうか、宮崎の空は曇っています。
家は海の近くですので、夜になると海鳴りが
響いています。


今日はマイミクの「ななちゃん」さんの日記に
素敵なお話が載っていましたので、
御紹介させて頂きます。






http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1769584074&owner_id=666326



ある求道者がいました。
その人はある高地の山のなかで・・・
心から尊敬する師匠に出会い・・・
彼のもとで日々修行に励んでいました。


ある時・・・
その先生をロバに乗せて・・・
断崖絶壁の山道を歩いていました。


少しでもバランスを崩そうものなら・・・
その絶壁から落ちてしまいそうで・・・
その求道者は心の底から・・・
びくびくしていました。


ふと・・・
ロバに乗る師匠を見た時・・・
その求道者は驚きました。


なぜなら・・・
彼の師匠は気持ち良さそうに・・・
寝ているではありませんか!?


寝ていたら・・・
いつそのロバから落ちてしまうか・・・
それを心配した彼は・・・
お師匠さまをそっと揺り動かして・・・
目を覚ましてもらいました。


「どうしたんじゃ!」


「だって、こんな断崖絶壁の道の中で、
 お師匠さまはロバの上で寝ていらっしゃる。」
「落ちたら絶壁を転げ落ちて死んでしまいます。」
「それを心配して目覚めていただいたのです。」


すると・・・
お師匠さまは・・・
こう言われました。


「どうしてわしがロバから落ちる必要があるのじゃ!」
「どうしてわしが絶壁を転げ落ちる必要があるのじゃ!」


「わしにはいつも必要なことしか起きないんじゃ!」


「もしも、ロバから落ちる必要があれば落ちるだけではないか」
「もしも、絶壁から転げ落ちる必要があればそうなるだけではないか」
「もしも、死ぬことが必要であれば死ぬだけではないか」


「そなたは、何をおびえているのか?」
「そなたは、何を心配しているのか?」


「天はわれらに、必要なことしか起こしはしない。」
「天はわれらに、最善のことしか与えてくれはしない。」


「だから、起きてもいないことに恐れなくてもよい。」
「頭の中で勝手に未来を作って心配するのはやめなさい。」


「この世界で、自分に起きることはすべて必要なことだと思いなさい。」
「そして、その安心感の中でそなたらしく喜びの心で生きなさい。」


「自分には自分に必要なことが起きないのだから、いつも心の中に
 大丈夫なんだという強い心を持ち続けるのだよ!!!」


求道者の目には、大粒の喜びの涙が流れていました。






良い話ですね。
こんな心境になりたいものです。