ギリシャ

miyasun2011-11-04



ギリシャの混迷が続いていますね。
どうなるのでしょう。


突然国民投票を行うとか、止めるとか、
辞任説が出たりと、情報が錯綜しています。


まあ、時間の問題はあるにせよ、ギリシャが破綻することは
間違いないでしょうね。


それがどんな影響を与えるかが問題ですね。






世界的な金融不安が広がることが想像されます。


米ドルやユーロに不安があるので、
円が買われ、円高が続いています。


そんな状況なので、我が社の中国との貿易も
米ドルの決済ではなく、元や円を使うことを提案されています。


世界の決済通貨、米ドルも信用が落ちています。






日本政府は円高を阻止するために
為替介入を行い、円売り、ドル買いをし、
少しは円安に誘導しましたが、
こんなのは焼け石に水となることでしょう。


世界の情勢から見て、一国の為替介入で
どうなるものでもありません。


そして一番問題なのはそれで、日本政府は
大損をすることです。





ドルを買い、それが下がると、差損が発生します。
これまでにも40兆円の差損が出ているそうです。


増税をする前にこんな無駄なことは止めるべきだと
思いますね。


円高になると輸出企業が困ると声高に言われて
おりますが、最近はそんなに貿易黒字も
出ていませんので、輸入業者は支払いが少なくなり、
差し引き、そんなに変わらないのです。





工場が海外に出て行くので、それを阻止するためとも
言われますが、工場が海外に出て行く一番の
理由は円高だからではなく、賃金が安いからです。


これらの話はもっと詳しく書かなければ、
真意は伝わらないと思いますが、
新聞だけではなく、いろんな人がこのような
意見をメルマで書いたり、本にも書いておりますので、
詳しくはそちらをお読みください。