TPP

miyasun2011-11-08


TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)
への参加問題が今週中にも決まるようです。

国論を二分する議論になっています。


私の考えでは参加に反対です。


毎日、日経新聞を読んでいますが、
日経の主張は、完全に賛成派です。
社説でも記事でも毎日のように賛成の立場を主張しています。


新聞が反対派の意見を載せず一方的に
賛成の記事ばかりを載せると、かえって疑いますね。


そこに一定の意図が隠されていると思うからです。


植草一秀さんのメルマがに、TPPについて、
国民に知らされていない内容が掲載されていましたので、
引用します。






TPPについて、以下の内容がまったく国民に知らされていない。
 
(1)日本の関税率が世界標準と比較して極めて低いこと
 
(2)TPPが実質的に日米EPAであること
 
(3)日米以外のTPP参加国が基本的に一次産品輸出国であること
 
(4)米の関税率が撤廃されれば、日本の米作農家の大半が立ち行かなくなること
 
(5)TPPの核心が財の貿易にはないこと
 
(6)共済制度の廃止による米国保険産業の進出が目論まれていること
 
(7)郵貯・かんぽ資金が米国保険業界に狙われていること
 
(8)混合診療が強制され、貧乏人は適切な医療を受けられなくなること
 
(9)米国保険業界が民間医療保険商品を販売しようとしていること
 
(10)農薬使用制限、排ガス規制などが緩和されてしまうこと
 
(11)紛争解決が国外機関に委ねられると「治外法権」が成立してしまうこと
 
(12)TPPが米国の輸出拡大戦略のなかから生まれていること
 
(13)交渉に参加してからTPP不参加を表明することが重大な外交問題になること
 
(14)農業のGDP比は低いが、農耕地は可住地の4割弱を占めており、美しい国保全の観点における農業の役割は極めて重要であること
 
(15)農村の共同体社会の破壊は日本文化の破壊につながりかねないこと
 
(16)TPPでメリットを受ける製造業は日本の17.6%しか占めておらず、残りの82.4%の産業にとって、TPPはデメリットをもたらすものであること
 
(17)日本の国益を考えるなら、中国への輸出の重要性がはるかに高く、TPPはこの要請に矛盾すること







と植草氏は述べています。
私もこの意見に賛成です。
これはアメリカの国益には適いますが、
日本の国益にはならないと思っています。







難しい話はおいといて、
我が家の「木立ダリア」が咲きました。
久しぶりの青空に映えますね。