玉虫色
昨夜、民主党のプロジェクトチームが
TPPに参加するかどうかで、政府に対して、提言を
行いました。
その内容は慎重に判断すると言う文言が入り
決着しました。
参加に反対とも、賛成とも結論が出ず、
決着したのです。
双方の言い分は食い違っていましたが、
なんとかまとめる為の、妥協でしょうね。
こんな合意のことを
玉虫色の決着と言います。
どちらにも良いように、また、どのようにでも
解釈できるからです。
ところがある人から、
玉虫色ってなんですか?と聞かれました。
そこで、よく使われている言葉ですが、
あらためて調べてみました。
辞書には
1 タマムシの翅のように、光線のぐあいで緑色や紫色などに変わって見える染め色、または織り色。
2 見方や立場によっていろいろに解釈できるあいまいな表現などをたとえていう語。「―の答弁」
と載っていました。
1の事実があるので、2が生まれたのだと思います。
通常2で使われることが多いですね。
翅=はね