決断 勘
ことわざには相反するものが幾つもあります。
例えば、 「善は急げ」⇔「せいてはことを仕損じる」
後は野となれ山となれ⇔立つ鳥後を濁さず
当って砕けろ⇔念には念を
好きこそ物の上手なれ⇔下手の横好き
明日ありと思う心の仇桜⇔明日は明日の風が吹く
瓜の蔓に茄子はならぬ
(うりのつるになすびはならぬ)⇔鳶が鷹を生む
恩を仇で返す⇔仇を恩で報ずる
君子危うきに近寄らず⇔虎穴に入らずんば虎子を得ず
などなど。
さてどちらが正しいのでしょうかね。
どちらも正しいと思うのですが、その時の状況によって
使い分ければいいと思いますね。
それで自分を納得させることが出来るのですから。
このようにいろんな判断をする時、迷いが生じ、
先人の教えを頼ることもあるのですが、それが
相反する二つの教えがあると、さらに迷いが深まることも
あるかも知れません。
行くか、行かざるべきか、迷った時
上記の 当って砕けろ⇔念には念を
どちらを取りますか。
最後は自分を信じることだと思っております。
もう、勘でもいいから、自分を信じ、
えい、やあ、と、決断しなければ前には進めません。
それで、上手くいかなければ、やり直せばいいだけのことです。
それにその人の性格にもよりますね。
念には念を入れてやる人、念には念を入れても
やらない人。(笑)
当たって砕けろの精神で行動する人。
どちらにせよ、
悔いを残さないように、
自分を信じて、生きていきたいものです。
さあ、みなさんはどのような生き方をしますか。
今日も晴天の宮崎です。
皇帝ダリアも毎日同じようでが日々変化しております。
新しい蕾から花が開いてきました。