ハンザケ
みなさん、ハンザケって御存知ですか。
私も知りませんでした。
先日広島へ行った時に知人のいる島根県邑智郡邑南町
(おおちぐん、おおなんちょう)を訪れました。
その時案内してくれた義兄がハンザケがいる町だと
言いましたが、なんのことか分かりません。
聞いてみると、ハンザケとは
オオサンショウウオとのことでした。
知人の家の帰りにそのハンザケを見にいきました。
「瑞穂ハンザケ自然観」
閉館10分前です。
慌てて駆け込みました。
入館料は300円、
ところがもう仕舞い支度をしていた係りの人が、
お金はいいから見てもいいと言ってくれ、
なんとか見ることが出来ました。
感謝です。
だって、オオサンショウウオなんて、
テレビで見ただけで、まさか見れるとは思っていなかったので、感激です。
パンフレットによると、
ハンザケとは?
邑南町一帯ではオオサンショウウオのことを親しみを込めてハンザケと呼んでいます。由来ははっきりしませんが、
口が大きくて半分に裂けて見えるからだといわれています。ハンザケは世界最大級の両生類で、昔から姿を変えないで生きつづけていることから「生きている化石」いわれています。
とのこと。
なにせ時間がなかったので、ビデオとか見れなかったの
ですが、生きた化石に出会えて幸せでした。
水槽にじっとしていて、よく見ないと何処にいるか
分かりづらいですね。
地元の魚も同じ水槽で泳いでいましたが、
これは見せるためもあるのですが、
オオサンショウウオの餌にもなるとのこと。
食べるところを見たかったのですが、
それは叶いませんでした。
地元の川ではオオサンショウウオを観察する、
「ハンザケウォッチング」も開催されているようです。
まだまだ自然がそのまま残っている
素晴らしい邑南町でした。