水鳥

miyasun2011-12-15

今年もあと半月ですね。


鴨が入り江や河口でスイスイと泳いでいる季節と
なりました。


この水鳥たちを見ていると、
何時も次の言葉を思い出します。



「ただ見れば、何の苦もなき水鳥の


 足にひまなき、わが思いかな」







水鳥はスイスイ泳いでいるように見えますが、
見えない水の中では、一所懸命足で水を掻いているのです。


人間もそうですね。
みんなそれぞれに表面には見えないところで、
汗をかいているのです。


それに気付く、それを解かってあげる、
また理解することも
必要なことかも知れませんね。







誰だった、苦労はしているのです。
魂の修業のためにこの世に生を受けたのですから。


でも、それを表に出さないで、
スイスイと泳いでいるように思わせるのも
一つの生き方だと思いますね。





寒さもだんだんと厳しくなる季節、
身体に留意し、残り半月も
元気で水を掻きましょうかね。