三回忌

miyasun2011-12-21



昨日は一番上の芳子姉の三回忌が
佐土原の大光寺で営まれました。


大光寺は700年以上の歴史のあり、
今の和尚さんが57代目に当たるそうです。
重要文化財も沢山あり、由緒あるお寺です。


2年前に突然、姉は亡くなりました。
それこそ、居間でくつろいでいる時に、
苦しみも無く、往生したのです。


なんの介護も受けず、こう言っては語弊があるかも
知れませんが、理想的な最後をとげました。






姉とは13歳も年が離れていて、
最後まで頭の上がらない存在でした。


それと言うのも私たちは7人兄弟で、
芳子が一番上、私は末っ子。


みんな中国の大連で生まれました。
私は終戦の翌年、昭和21年の生まれですが、
その翌年一歳の時に引き上げてきました。


14歳を頭に、1歳の私を連れて7人の兄弟は
両親と共に、全員無事に引き上げることが
できたのです。


大連は港町ですので、それが可能だったのです。
これが内陸部だったら、ひょっとしたら、
残留孤児になっていたかもしれません。






そんな状態だったので、
両親はかなり苦労をしたようです。


小さい時は食べるものも少なく、
貧乏生活を強いられました。


そんな中でも末っ子の私は兄弟たちに
守られて成人することができました。


両親や兄弟に感謝ですね。






姉もいろんなことで力を貸してくれ、
尊敬できる人でした。


みんなは私のことを「みっちゃん」と
呼んでいましたが、
姉だけは呼び捨てで、「みつあき」と
何歳になっても呼んでいた強い女性でも
ありました。


今も天国から見守ってくれていることでしょう。


写真は一昨日に撮ったものです。