第六次産業

miyasun2012-03-06



今朝の宮日新聞にも出ていましたが、
最近六次産業と言う言葉を耳にすることが
多くなりました。


農家や農業法人が作物を作るだけでなく、
加工して付加価値をつけ、販売まで行うことですが、
何故それが六次産業なのと思いますよね。


農家は安定収入が得られないことも多いので、
高齢化や後継者不足、自給率の低下など、
様々な問題を抱えていますので、
その打開策として付加価値を付けて安定収入を
計り、経済として成り立つようにする方法ですね。





私たちは学校で、

第一次産業 − 農業、林業水産業など、

第二次産業 − 製造業、建設業など、
      (電気・ガス・水道業 も含む)

第三次産業情報通信業、金融業、運輸業、小売業、サービス業など、


と習ってきたのでここまでは解かります。


それがいきなり第六次産業へと飛びました。
それでは第四次産業や第五次産業はあるのでしょうか。


第四次も第五次もあるにはあるのですが、
あまり使われてなく、完全な定義も一定してないので、
ここでは取り上げません。


それではどうして六次産業なのでしょうか。
そこで調べてみました。





東京大学名誉教授、
今村奈良臣(いまむら ならおみ)農学博士が
提唱された造語だったのです。


以下、ウィキペディアから転載。

ちなみに六次産業という名称は、農業本来の第一次産業だけでなく、他の第二次・第三次産業を取り込むことから、第一次産業の1と第二次産業の2、第三次産業の3を足し算すると「6」になることをもじった造語[1]であったが、現在は、第一次産業である農業が衰退しては成り立たないこと、各産業の単なる寄せ集め(足し算)ではなく、有機的・総合的結合を図るとして掛け算であると今村が再提唱している。

例えば、農業のブランド化、消費者への直接販売、レストランの経営などが挙げられる。

転載終わり。


と言うことだそうです。






我が社は第二次産業の食品加工業です。
これらの二次産業も通販や直売所を作ると
三次産業への進出になりますね。


それと何もかも農家が自分たちでやろうとすると
困難も多いので、食品加工業の人たちと
協力し、新商品を開発するなど、
コラボレーションすることも必要かも知れません。


これから時代は益々変わりますから、
新しい産業もどんどん出てくることでしょう。


六次産業にも大いに期待しております。




今朝の我が家の花さん達、
一枚目の写真はまだ咲いてくれている山茶花です。
最後の椿の写真には蜂が蜜を吸いにきています。